1 つのコンピュータに HP All-in-One をセットアップする
このセクションでは、コンピュータの電話ポートが
1 つだけの場合に、コン
ピュータ
モデム環境で HP All-in-One をセットアップする方法を説明しま
す。
HP All-in-One の背面図 (日本では留守電機能付き電話が一般的です)
1 壁側のモジュラージャック
2 「2-EXT」 ポートに接続した電話コード
3 パラレル スプリッタ
4 電話機 (オプション)
5 留守番電話
6 モデム搭載コンピュータ
7 「1-LINE」ポートに接続した HP All-in-One 付属の電話コード
電話ポートが
1 つのコンピュータに HP All-in-One をセットアップするには
1. コンピュータ (コンピュータ モデム) の背面と壁側のモジュラージャック
間をつなぐ電話コードを見つけます。
壁側のモジュラージャックからコ
ードを外し、パラレル
スプリッタの電話ポートが 2 つある側に差し込み
ます。
2. HP All-in-One に付属の電話コードの一方の端を壁側のモジュラー ジャ
ックに、もう一方の端を
HP All-in-One の背面に「1-LINE」と書かれて
いるポートに接続します。
ユーザー
ガイド
105
ファク
スのセット
アップ
注意
付属のコードで壁側のモジュラージャックと
HP All-in-One
を接続しないと、正常にファクスできないことがあります。専用
電話コードは、自宅やオフィスで使用している電話コードとは違
います。付属の電話コードが短すぎるときには、延長する方法に
ついて、
HP All-in-One に付属の電源コードの長さが十分でない
を参照してください。
3. HP All-in-Oneの背面の「2-EXT」と書かれているポートから白いプラグ
を抜き取ります。
4. 別の電話コードを使用して、HP All-in-One の背面の「2-EXT」と書かれ
たポートに一方の端を接続します。電話コードのもう一方の端は、パラ
レル
スプリッタの電話ポートが 1 つある側に接続します。
5. 留守番電話のコードを壁側のモジュラー ジャックから抜き、パラレル ス
プリッタの電話ポートが
2 つある側に接続します。
注記
留守番電話をこのように接続していないと、送信側ファクス
からのファクス
トーンが留守番電話に記録されてしまい、
HP All-in-One でファクスを受信できないことがあります。
6. 留守番電話に電話が内蔵されていない場合は、必要に応じて留守番電話
の背面にある「
OUT」ポートに電話をつなぐこともできます。
7. コンピュータ モデムのソフトウェアでファクスをコンピュータに自動受
信するよう設定している場合は、その設定を解除してください。
注意
コンピュータ
モデムのソフトウェアで自動ファクス受信の
設定を解除しないと、
HP All-in-Oneでファクスを受信できなくな
ります。
8. 着信を自動的に受信するように HP All-in-One を設定してください。 ラ
ンプが点灯するまで
自動応答
ボタンを押します。
9. 留守番電話が応答するまでの呼び出し回数を 4 回以下に設定します。
10. HP All-in-One の 「
応答呼出し回数
」
設定を 6 回 に変更します。
この設定の変更については、
応答するまでの呼出し回数を設定する
を参
照してください。
11. ファクス テストを実行します。 詳細については、
ファクス設定のテスト
を参照してください。
電話が鳴ると、設定済みの呼び出し回数後に留守番電話が応答し、録音して
おいた応答メッセージが再生されます。この間、
HP All-in-One は呼び出し
音を監視し、ファクス
トーンが鳴らないか聞いています。 着信ファクス ト
ーンを検出すると、
HP All-in-One はファクス受信トーンを発信してファク
スを受信します。ファクス
トーンが検出されなかった場合は、
HP All-in-One が回線の監視を終了し、留守番電話によって伝言メッセージ
が録音されます。
第
10 章
106
HP Officejet 7200 All-in-One series
ファクス
のセット
アップ
電話ポートが